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陶芸家 阿部眞士

2012年4月17日

李朝由来の優美な曲線を持つ

伝統的な白磁を中心に置き

様々な表現へ展開を試みています。

作品は主に李朝や古伊万里の流れをくむ白磁が中心で、他に色絵、ルリ釉、辰砂釉、飴釉などを使います。本工房の他、デパートや民芸店・工芸店で個展と販売を行っておりますので、機会があったらぜひご覧ください。

創作の傍ら国画会会員として六本木国立新美術館での鑑査や大阪市立美術館での陳列などにも携わっております。

阿部眞士陶芸家の工房訪問

昨年の日本陶芸展の表彰式で入選された九州八幡(祐工窯)と知り合い、4月5日小倉へ行った際に工房訪問しました。

街中から小高い山に工房があり目に付いたのは登り窯と単釜(手造り2基)

父親の後を継いで陶器から磁器に切り替え取り組んでいました。

作陶する部屋には写真のように手造りのストーブ兼ピザ窯があり面白い。

作品も丁寧で展示室に彼の想いが色々と展示されていました。

TOTO衛陶製造(小倉本社)工場見学し歴史資料館(TOTO食器)を見学

有意義な時間を過ごす事が出来、私の思った通りの真面目で努力家で有り、これから応援したい一人です。     栁川 弘 記

 


 

阿部 眞士 陶歴

1983 九州産業大学・芸術学部写真学科卒業瀧田項一先生に師事。その後、父、阿部祐工に学ぶ。
1988 国展にて工芸部奨励賞を受賞小倉井筒屋にて初個展、以後6回開催
1989 九州・山口陶磁展にてRKB毎日賞を受賞
1991 九州・山口陶磁展にて朝日新聞社賞を受賞第11回日本陶芸展に初入選
以後8回入選国展にて新人賞を受賞梅田阪急百貨店にて個展、以後隔年開催銀座たくみにて個展、以後隔年開催
1992 福岡県陶芸作家協会員に推挙
1994 第14回西日本陶芸展にて福岡県知事賞を受賞
1995 第15回西日本陶芸展にてサガテレビ賞を受賞
1996 第16回西日本陶芸展にて福岡県知事賞を受賞
1997 国際色絵陶磁コンペティション’97九谷に入選
1998 渋谷西武百貨店にて個展。その他、全国各地で個展
1999 韓国弘益大学にてワークショップに参加
ソウルにて作品展に参加
2000 オランダ・ベルギー・フランスにて日本の美術展(5人展)に参加
2004 日本民芸館展にて日本民芸館賞(最高賞)を受賞
2005 国画会(国展)会員に推挙
2006 福岡県美術協会会員に推挙
国画会工芸部会員
福岡陶芸作家協会会員
福岡県美術協会会員